企業研修(基礎)
お客様の要望に応じて、お客様企業または特許事務所に訪問して研修を実施いたします。企業研修(基礎)は座学中心の研修であり、テーマとしては、知財情報コンサルティングの基礎を形成する「検索・調査スキル」、「分析・マップ化スキル」、「マップ活用スキル」の3つが中心となります。
- 知財情報の重要性 – 事業・研究開発における知財情報活用
- 特許情報調査の基礎知識
- 効率的・効果的な特許検索式の構築
- 海外特許調査時の留意点
- 特許以外の各種情報源およびその調査方法
- 特許情報分析のデザイン
- 特許情報分析を実施する際の留意点
- MS Excelを用いたパテントマップ作成
- 特許情報分析結果・パテントマップの読み解き方
- 特許情報分析結果・パテントマップの活用方法
企業研修対象者は、
- 技術者・研究者向けの特許検索教育
- 知財部門スタッフ向けの特許調査・分析教育
- 弁理士・特許技術者向け特許調査・分析教育
が主ですが、技術者・研究者、知財部門スタッフに限らず、知財情報コンサルティングの基礎スキルが必要とされる方であれば対応いたします。
企業研修は
- 半日コース
- 1日コース
- 複数日コース
の3パターンがあります。お客様のご要望に応じて研修プログラムを設計させていただきます。
企業研修(基礎)のテーマ例
研修モデル1
対象者:知財部門スタッフ(調査・分析初級者)
目 的:調査・分析全般の知識を得る
日 程(4日連続ではなく、毎週1回の開催などでも対応可能)
1日目:特許情報調査・分析の基礎知識
2日目:特許検索式作成方法
3日目:特許情報分析とパテントマップの基礎知識
4日目:特許情報分析結果・パテントマップの読み解き方
研修モデル2
対象者:特許事務所弁理士・特許技術者(調査初級者)
目 的:自ら先行技術調査をできるような基礎知識を得る
日 程
1日目:特許検索式作成方法 *終了後、課題
2日目:課題解説および検索式の評価・修正方法
研修モデル3
対象者:技術者・研究者知財リエゾン(分析中級者)
目 的:分析デザインおよび読み解き方・活用方法のスキルを習得する
日 程(4日連続ではなく、毎週1回の開催などでも対応可能)
1日目:特許情報分析とパテントマップの基礎知識
2日目:特許情報分析のデザイン
3日目:特許情報分析結果・パテントマップの読み解き方
4日目:特許情報分析結果・パテントマップの活用方法
企業研修(実践・応用)
お客様の要望に応じて、お客様企業または特許事務所に訪問して研修を実施いたします。企業研修(実践・応用)は座学ではなく、お客様固有の事例に基づいた演習中心の研修です。テーマとしては、知財情報コンサルティングの基礎を形成する「検索・調査スキル」、「分析・マップ化スキル」、「マップ活用スキル」の3つの中で、お客様固有の事例(調査案件、分析案件、コンサルティング案件)に基づいてカスタマイズした研修プログラムを設計・提案いたします。
例としては「〇〇に関する新製品提案に関する知財情報分析」であれば、お客様のプロジェクトメンバーに参画し、講師がファシリテーターとして「〇〇に関する新製品提案に関する知財情報分析」プロジェクトの設計フェーズ、分析フェーズ、報告フェーズで、お客様の実プロジェクトを通して知財情報分析スキルを体得・習得いただきます。
分析・マップ関係や戦略系プロジェクトについては、訪問だけではなくグループウェアやメーリングリスト等も活用して、随時プロジェクトメンバーの方をフォローアップするような体制を整備いたします。
検索・調査であれば、実際の発明提案書をベースに検索式を作成した上で、各検索式の評価・講評や改善に向けたディスカッションをリードいたします。実際のお客様自身のテーマを用いることで、即現場に役立てることができます。
検索・調査だけではなく各種分析にも必要となるのが、ミーティングを円滑に行うためのスキル(ファシリテーション)や依頼先から依頼内容をしっかりとヒアリングするスキル、そして依頼先からの依頼内容にプラスアルファして提案できるスキルです。これらのスキル・テクニック涵養のための、ワークショップスタイルやロールプレイング形式のセミナーを設計することも可能です。
実際のお客様社内の打ち合わせに当社講師が同席させていただき、打ち合わせ進行やヒアリングの仕方についてチェックして、後で講評・フィードバックさせていただくような形式を取ることも可能です。
企業研修(実践・応用)は、半日コースや1日コースではなく、2日以上からとなります。
企業研修(実践・応用)のテーマ例
研修モデル1
対象者:知財部門スタッフ(調査中級者)
目 的:検索式作成スキルのブラッシュアップおよび部門としての統制
日 程(3日連続ではなく、毎週1回の開催などでも対応可能)
1日目:特許検索式作成方法 *終了後、課題
2日目:課題解説およびディスカッション(検索式の評価・修正方法)*終了後、課題
3日目:課題解説およびディスカッション
研修モデル2
対象者:R&D部門+知財部門(分析初級者~中級者)
目 的:特許情報分析・マップ作成できるスキルを組織に定着化
日 程
1日目:特許情報分析・パテントマップの基礎知識
2日目:自事業部門・R&D部門の情報分析デザイン
3日目:自事業部門・R&D部門のパテントマップ作成①
公報読み込み(ノイズ除去・分類展開)の場合は、参加者で分担して読み込み または イーパテントの方で担当
4日目:自事業部門・R&D部門のパテントマップ作成②
5日目:自事業部門・R&D部門の情報分析結果・パテントマップの解釈
研修プログラム・教材作成
お客様の要望に応じて、知財情報調査・分析およびその結果活用といったテーマを中心に、研修プログラムや研修テキスト・教材作成いたします。
お客様がご利用されているデータベースの使用方法・活用方法といったテキスト作成も対応可能です。また、お客様の知財部門スタッフが社内講師となるような教育プログラムを提供させていただくことも可能です。
データベース・ツール提供ベンダーの方々にも、データベースやツール活用マニュアルの作成など対応いたします。